■2005/9/9(金) ついこの前までのシステム

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上の画像はついこの前までのシステムのもの。
AVアンプはDENONの「AVC-A1SR」、SPは同じくDENONの「SC-777SA」、HDDレコーダーはパナソニックの「DMRーE100H」である。

このAVアンプは個人的にはピュア・オーディオに一番近い存在であったと思う。
値段も45万円以上するもので、その期待に十二分にこたえてくれるものと信じていた。
けれども、実際に使ってみるといろいろなことが分かった。
決して音自体は悪いわけではない。
しかし、どこかが違う。
簡単に言えばオーディオ的なハイ・ファイな感じではないのだ。
勿論、それはそうだろう。
何しろ、アンプを7台分積んでいるのだから(笑)。
いくら価格が価格だからとは言っても、7で割れば答えは自ずと見えて来ると言うものだろう。
その証拠に、バランス端子は無く、RCA端子も決して高級なパーツでは無かった。
おまけにSP端子も褒められたものでもなかった・・・。
そう言う点を考慮すると、この価格でもコストと必死に戦っているメーカーの姿が浮き彫りになるのだ。
やはり、AVの世界とピュア・オーディオの世界はまだまだ別個のものである、と言わざるを得ない。

昔から殆どの国産のSPは表現力が足りない、と言われ続けて来た。
インテリアの世界がそうであるように、それは取りも直さず歴史の重みであると言って良いだろう。
このDENONのSPも結果的にはそのように言われても仕方がなかろう。
メーカーもその辺りは十分に分かっていて、いろいろなアプローチでその壁を打破しようとはしている。
しかしながら、コストと市場特性の影響か、まだまだ海外製品には及ばない部分が多い。
ただ、この製品はそのしなやかな表現は見るべきものがあったと思う。
けれども、その反面表現方法のエネルギー感がどうしても不足しがちであった。
いわゆる「陰影」とか「塊感」、「コク」とかの印象が希薄なのだ。
したがって、どうしても通り一辺倒の表現になってしまうことが多かったのである。
(まぁ、私の耳もある意味、おかしいのかも知れない・笑)
個人的には、この製品にかけたメーカーの意気込みは大いに買いたいと思った次第。

当然ながら、このシステムは今は無い。
ほんの2,3ヶ月前の画像なのだが、妙に懐かしい(笑)。
このシステムは既に無いが、代わりに大いなる満足を与えてくれるシステムを入手出来たのは先日お伝えした通りである。
追って、そのレポートは綴らせて頂きたいと思う。
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by danna307 | 2005-09-09 13:39