2006年 10月 29日
■2006/10/29(日) CDP-555ESDを買った!
買ったのはSONYの「CDP-555ESD」です。
この型番にピンと来た人はかなりのオーディオ好きだと思います(笑)。
そう、日本の古き良き時代に作られた典型的な物量投入型の名機なのです。
(驚くなかれ、発売は1986年ですからちょうど20年前の製品と言うことになりますね!)
CDプレーヤーの購入についてはこれまでもいろいろと書いて来ました。
ただ、最近の機種はなかなか買う気には至りませんでした。
何故か薄っぺらなイメージが先行してしまい、そう言う機器に何万も投資するのがある意味、面倒臭かったのかも知れません。
ですから、買うのであればちょっと昔の高級機、と密かに心に決めていました(笑)。
実はこの機種はかつて私は所有していました。
勿論、今回入手したものは他人様のものですが・・・。
ホント、運命的なものを感じずにはいられません。
例によって、某オークションで落札したのですが、大変程度も良くオーナーさんのお人柄が偲ばれます。
問題の落札価格ですが送料も入れて3万弱とお答えしておきましょう。
発売当時の価格が15万円でしたから、まぁまぁリーズナブルな買い物だったと思います。
音の方はいわゆる「SONY的」な印象ですが、あくまでも「かつて」の注釈付きです。
と言いますのも、中低域が非常に豊かな音なのです。
音の骨組みが非常にどっしりした、且つ一音一音がはっきりした定位を伴って聴こえます。
又、これまでのDVDレコーダーで不満に感じていた点・・・そう、音の密度感の無さが見事に解消されたのです。
これには心底、感心しました。
20年前の機器ですから、アナログ的な側面から煮詰めてあると思いますが、そのような正攻法のプロセスが見事な音として結実していると言えましょう。
本当に良い買い物をしたと思います。
追って詳しいインプレは報告させて頂きたいと考えております。
興味のある方は次のサイトもご覧下さい。
きっと、貴方もオーディオのロマンが甦って来ることでしょう!
★オーディオ解体新書(CDP-555ESD)
★ソニーESシリーズCDプレーヤーについてのページ