人気ブログランキング | 話題のタグを見る

■2010年07月05日(月) のだめカンタービレ

久しぶりに、はまりました。
いや、私の人生で最高にはまったのかも知れません(笑)。
そう、「のだめカンタービレ(テレビドラマ&映画版)」にはまってしまったのです。

「何を今更!」なぁ~んて言わないで下さいよ!

実は”月9”の同ドラマは放映当時は1回も観ませんでした。
勿論、2008年年始の「新春スペシャル in ヨーロッパ(ヨーロッパ編)」も。
加えて、昨秋の「最終章 前編」も。

漫画の原作や、アニメ版も知っている筈もありません。
けれども、ひょんなことからレンタルでドラマ版を観始めた途端、私のどこかのスイッチがONになってしまったのです!
テレビドラマ全巻はおろか、「ヨーロッパ編」、「最終章 前編」まで一気に観ちゃいました!!
いやぁ、感動しましたよ、本当に。

私なりにはまった理由を分析しますと”人間が元来持ち合わせている上昇志向を具現化したドラマ”だったからでしょうかね。
無論、ストーリーはそんなに単純ではありません。
音楽を通しての苦悩、人生に対する逡巡、様々な恋愛、芸術に対する畏怖、人間の成長・・・とそのテーマは多岐に渡っています。
このような素晴らしい作品をライブに観なかった自分が残念でなりません。

とにかく、面白い。
キャストが秀逸。
ただただカッコイイ玉木宏とはまり役の上野樹里が大変素晴らしいのは勿論ですが、あのシュトレーゼマン役を竹中直人が演じている・・・それがこのドラマの成功の鍵だと思います。
そして、多くの実力溢れる俳優陣。
この時代にしては珍しく(とは言ってもテレビドラマとしては少し前なのですが)いいものを作ろうと言う制作者側の大いなる気概がまさに横溢しています。

クラシック音楽好きの私ですが、正直、スタンスが大きく変わりました(笑)。
いや、真面目なお話です。
お陰でより深い理解力を得たような気がします。
そして、より身近にクラシック音楽を感じることが出来るようになった印象です。
まぁ、”啓蒙された”と言うことなのでしょうね!
これからクラシック音楽に対する聴き方がどのように変化して行くのか、自分でも楽しみです。

何を隠そう、この4月から封切られた「最終章 後編」をわざわざ映画館に(ギリギリでしたが)観に行ったことも、最後に正直に告白しておきましょう。
by danna307 | 2010-07-05 20:05 | Comments(0)