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■2010/01/27(水) デノンのMDコンポ

我が家のサブシステムの一つである「D-ME33(デノン製)」の調子がイマイチである。
否、厳密に言えばそうではない。
動作がシビアである、と訂正しよう。

この製品には音響メーカーらしいこだわりが随所に見られる。
例をあげれば・・・

★豪華な筐体。かっちりした作り。
★音の良いFM部。
★同じくMD部。
★同じくCD部。
★厳選された音響パーツの投入。

まぁ、これで何もなければまさにベストセラーになることは間違いない。
けれども、実際はそうも行かないらしい。
実は、次のような(如何ともし難い)一面がある。

★CD読み込みが結構シビア(と言うより)シビア過ぎ!読み込み不可のCD及びCD-Rが続出!
★MDの取り出しが電源オンにしないと不可。
★MDの挿入も同じ。
★CDの取り出し、挿入も同じ。
★何回やっても使いづらいタイマー。これまでFMの留守録を何回失敗したことか!

せっかく音自体はこのような類のコンポにおいては白眉だろうと思われるのだが、肝心の使い勝手がこれではあまりにも残念。
特にCDの読み込みがシビア過ぎるのは本当にツライ。
まさに致命傷だと思う。
購入当初は確かにそのような噂は聞いてはいたが、まさかこれ程のシビアさだとは思いもしなかった。
しばらくは我慢して使い続けてはみたものの、遂に私自身の堪忍袋の緒が切れた次第(苦笑)。

そう言う訳で、本機は寝室のMD専用機に”格下げ”された。
繰り返すが、うまく鳴ったときの音は格別なのだけれども・・・。
しかしながら、MD専用機として使い始めてから嬉しい発見があった。
それはMDの読み込み精度の高さである。
つまり、一旦MDを挿入してからトラックを送った場合、オンキョー製品ではなかなか目指す部分にすぐには行かない。
けれども、デノン機では殆ど一発で該当部分に飛べる。
う~ん、これは惜しい。

オンキョー機は圧倒的なシェアを持っているようだ。
確かに使いやすいし、デザインも垢抜けている。
けれども、デノン機のような高級感はさほど感じられないし、何よりCD部の”構造的欠陥”が気になる。
それもあって、デノン機を購入したいきさつがあったのだが・・・。

ちなみに、本機以降はこのようなコンポは買っていない。
オーディオは色々難しい部分がある趣味なのは分かっているつもりではあるが、所詮このようなコンポに期待は出来ないのだろうか。
別に過剰な期待等はしていないと思うのだが。
■2010/01/27(水) デノンのMDコンポ_e0002472_0263646.jpg

by danna307 | 2010-01-27 23:01 | Comments(0)