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■2009/06/28(日) ジェーン・モンハイト「テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ」

現代は才色兼備の女性が何と多いことか!

今回、ご紹介するジェーン・モンハイトもまさしくそのような女性だろう。
まぁ、外観はここでは敢えて触れないが、とにかく歌が上手い。
彼女のような歌い手を単に「上手い」と表現してしまえば、途端に陳腐なものとなってしまう(笑)。
それ位、近年稀にみる実力派シンガーだと思う。
本作はそんな彼女が2004年に発表した傑作アルバムである。
■2009/06/28(日) ジェーン・モンハイト「テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ」_e0002472_1230476.jpg

<曲目>
1. ハニー・サックル・ローズ
2. イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
3. テイキング・ザ・チャンス・オン・ラヴ
4. ビル
5. アイ・ウォント・ダンス
6. トゥー・レイト・ナウ
7. ホワイ・キャント・ユー・ビヘイヴ?
8. ドゥ・アイ・ラヴ・ユー
9. アイ・シュッド・ケア
10. ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー
11. エムブレイサブル・ユー
12. ダンシング・イン・ザ・ダーク
13. アイ・ウィッシュ・アイ・ワー・イン・ラヴ・アゲイン
14. オーヴァー・ザ・レインボウ

本作は特に映画関連の名曲を中心に歌ったものだが、利き腕のミュージシャン達と組んだ、なかなか豪華な構成の1枚だと言える。
まぁ、1曲目の冒頭、ベースの音を聴いたとたんに、貴方はこのアルバムが並外れたクオリティを持つことを瞬時に理解することだろう。。
とにかく彼女の歌の上手さは一聴に値する。
更に、選曲も本当に素晴らしい。実に素敵である!
加えて、演奏&アレンジも絶妙。
そして、とても大切なことなのだが・・・本作は録音が秀逸なのである。
それは本作が、かの「Stereo Sound」のチェックCDに使われていることでも明らかなのだ。

実は、私は本作の存在を長い間知りながら、何故かこれまで縁が無かった。
つい最近、思い出したように買い求め、今更ながら本作の素晴らしさを知ったのである。
ここ10年で演奏と録音の両面において、最高のクオリティと言ってよい1枚である。
「最近のジャズヴォーカルはちょっと・・・」と仰る貴方に是非、聴いて頂きたい。
買って絶対損をしない1枚だと、自信を持っておすすめしたい。

★日本盤発売日:2004年10月6日
★演奏時間:58分
★通常盤CD
by danna307 | 2009-06-28 23:45 | Comments(0)