■2009/05/26(火) オーディオとコンサートの狭間で

私はオーディオ好きである。

同時に音楽好きである。

乱暴な言い方だが、上記2つは両立出来ないケースが多い。
つまり、オーディオ好きは実際のコンサートに足を運ばない。
一方、音楽好きは再生装置に特に拘らない。

「いや、俺は違う!」
そう仰る方も多いかと思う。
そう言う方は幸福な方だと思う。
鶏と卵の水掛論ではないが、オーディオと音楽に優劣がある訳では決してない。
要はそれらを巧い具合に活用して、人生をより豊かなものにすること。
それが大切なのだと思う。

私はこれまでコンサートに数多く通った。
特にクラシック。

メジャーなオーケストラの音も沢山聴いた。
ムーテイ指揮フィラデルフィア管弦楽団、テンシュテット指揮ロンドン・フィル、プレヴィン指揮ロンドン交響楽団、フェドセーエフ指揮モスクワ放送響、デュトワ指揮モントリオール響・・・残念ながら、BPOやVPOはついに聴けなかったが(苦笑)。

有名なコンサートホールもまぁまぁ経験出来た。
サントリーホール、東京文化会館、昭和大学人見記念講堂、オーチャードホール・・・。

そこで聴いた音の数々はここでは敢えて触れない。
ただ、その経験は私のオーディオに大きな影響を及ぼしたのは明らかである。
そう言う意味では、甚だ手前味噌ではあるが、私の場合のオーディオは決して”脳内再生”では終わっていないと断言出来る。

マニアックなオーディオ装置から再生される音楽と、実際コンサートホールで耳にする音楽は同じものであるか否か、それは常に議論されることだ。
確かにそれについて考えることも大切かも知れない。
けれども、私はもっと大きな視点で考えたい。
その一つのプロセスとして、生演奏の体験を積むことは必要不可欠だと思うのだ。

まぁ、今の私は田舎住まいなので、なかなかクラシックのコンサートに赴く機会が少ない。
けれども、それがゼロであるかと言われれば、そうではない。
少しばかりの努力で、1年に最低1回はちゃんとチャンスがあるのだ。
実際、ゲルギエフ&キーロフ歌劇場管弦楽団やシャイー&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は聴く事が出来た。
これは都会に住んでいても、そうそうないチャンスだろう。

これからも可能な限りそのような機会を捉えて、耳を鍛錬したい。
そして、その経験をオーディオにフィードバックしたいと思う。
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by danna307 | 2009-05-26 23:59