私はFMのナレーション付の音楽番組が好きだ。
有名なのは「ジェットストリーム」。 そして何と言っても「クロスオーバーイレブン」。 20年くらい前はFM横浜の古谷徹の日曜午後10時の番組(名称失念)も良く聴いていた。 さて、最近の番組でお気に入りなのはJFN系列でオンエアされる「世界にひとつだけの本」だ。 当地ではFM宮崎の放送(土曜日お昼0時半)を聴いている。 ナレーターは木村多江。 柔らかい口調がいい。 番組ではある一人の働く女性を主人公に、日常の特に何と言うこともないエピソードが綴られる。 つまり、割と軽いタッチの小説の朗読と言う訳。 その合間に流れる、少し懐かしめの邦楽と合わせて、実に癒される25分間なのだ。 地域によってはオンエアされてないかも知れないし、時間帯もまちまちかも。 おすすめの番組だと思う。
高校時代、熱狂的にチェックしたFMの番組「クロスオーバーイレブン」。
ここ数年、新春と真夏に特番が組まれるようになった。 番組復活の多くの要望に応えたものだが、このようなNHKさんの英断は素晴らしいと思う。 さて、この夏も「2011夏」として新作がオンエアされる。 日程は8月15日(月)から19日(金)の5日間。 その前週には「2011新春」がアンコール放送される。 放送開始時刻は勿論、午後11時だ。 いやぁ、たまらないね。 今から楽しみだ。
今日は久々の音楽ネタを一つ。
今週の「ベスト・オブ・クラシック」はティーレマン&VPOのベートーヴェン・シンフォニー・チクルスだ。 たった今、今夜の放送分を聴き終え、残るは明日の「第九」のみとなった。 収録は昨年秋、パリのシャンゼリゼ劇場とのこと。 ティーレマンは昨年、VPOとベートーヴェンの交響曲全集を映像付で完成(場所はムジークフェライン)させ、今回のライヴはその再演と言う訳だ。 今週のプログラムは全てこのベートーヴェン・チクルスで、私も大いに期待していた。 さて、その演奏についての私の感想。 まず、随所に見られる”タメ”。 これは個人的には×。 ちょっと前のアーノンクールみたいな感じ。 かと言って、バーンスタインのスローテンポとは違う。 ベートーヴェンやモーツァルトはある程度、テンポがあった方がいいと思うのだが。 アンサンブルの緻密さや、ここ一番での爆発力等はなかなか素晴らしい。 実際に耳にすれば、結構な聴き応えがあろうことは容易に想像出来る。 私はカラヤンの流麗かつ加速度的な演奏もやや違和感を覚えたものだ。 けれども、部分的に遅さを強調し、その結果として作曲者の屈折した意図や曲自体の構造美を訴えるのは「?」と感じざるを得ない。 恐れ多くも、ティーレマンは確か私とほぼ同じ世代だったはず。 同様に同世代のパーヴォ・ヤルヴィの硬質かつスポーツカー的な演奏はまさに好対照と言えよう。 両者を知る方は、如何お感じになるだろうか?
毎週木曜日、NHK-FMで午後4時から聴いている番組「ミュージックプラザ」。
私は仕事柄、クルマに良く乗るので、この番組も車内で聴くことが多い。 内容はいつもながら素晴らしい。 ただ、もう少し番組枠が取れないものか。 当初は75分だった。 それがいつの間にか80分になった。 けれども、個人的にはまだまだ足りない! 往年の「軽音楽を貴方に」はほぼ2時間の枠であったのだ。 せめて90分は欲しいなぁ。 このような良質なプログラムは可能な限り長尺にして頂きたい。 お願いしますよ、NHKさん!
オーディオ好きなら、その高音質で一度は関心を抱いたことがあるであろう「MUSIC BIRD」。
まぁ、アナログデジタル放送の最後の砦であり、「Bモード放送」による高音質プログラムをウリにしていた。 かく言う私も、一度はその高音質を体験してみたいと思い5年程前に1年間位契約していたのだ。 当時は契約すると、無料でチューナーとアンテナを貸与してくれると言う太っ腹ぶりであった。 その音は確かに良かった。 FM放送を遥かに凌駕するものであった。 チューナーのデザインの悪さを補って余りある感動を私に届けてくれた。 しかし・・・ このような”垂れ流し”的な放送は私には合わなかったのだろう。 徐々に聴く頻度が少なくなっていった。 けれども、「菅野沖彦のオーディオ・ファイル」だけは可能な限りMDに録音したものだった。 最近のブルーレイでもそうだが、録画(録音)のペースに視聴(試聴)するペースが追いつかないのだ。 勿論、その2つの行為を続ける為にはそれなりの労力とコストがかかるのは言うまでも無い。 従って、放送自体は大変好みなのだが、聴く時間がなかなか取れない・・・と言う悪循環に陥ってしまった訳だ。 結局、月々2千円ちょっとの出費とパッケージソフトの購入を天秤に掛け、後者を選択することとなった。 私自身、このように潔く解約出来たのは、約1年間思いっ切り良い音を満喫出来る環境にあったからだろうと思う。 そう言う意味では、このような世界を実際に体験することが出来たから幸せ者だったと言えよう。 そして、今も手許には当時のMDが数十本ある・・・。 とにかく、「MUSIC BIRD(PCM放送)」が来年7月には放送終了と言うことになった。 ファンだった一人として、大きな感慨を抱かざるを得ない。 それは、ある意味、バブルの最後の遺産だったのではなかろうか。 私個人としては「よくぞここまで頑張ってくれた」と、今は暖かい拍手を送りたいと思う。 ★MUSIC BIRD 終了のお知らせ ★筆者注:現在、MUSIC BIRDでオンエア中のプログラムはその大半を「SPACE DiVA」に移行させるらしい。 但し、そのフォーマットは圧縮音源である。
私の毎日曜日の午前中の過ごし方はほぼ決まっていると言って良い。
それは何故か? そう、「名演奏ライブラリー」がNHK-FMで放送されるからである。 勿論、エアチェックするのは言うまでもない。 MDにMDLP4で録音し、後でゆっくり聴くのだ。 よく「MDの音質はちょっと・・・」と言う輩がいらっしゃるが、個人的には全く問題ない。 少なくともMP3よりは聴き応えがあるように思われる。 さて、最近この番組では素晴らしいプログラムが目白押しである。 ルプー バックハウス デュプレ マルケヴィッチ 特に、デュプレの回は良かった。 確か”kouji4432”さん宅で聴かせて頂いたエルガーのチェロ協奏曲(その時はアナログ盤)は、いつ聴いても深い感動に誘われる。 指揮はバルビローリ、オケはロンドン交響楽団。 20代の女性とは到底思えぬ、深い哀愁を帯びた音色と完璧なオケのサポートはまさにクラシック音楽の一つの頂点だと言えるだろう。 嗚呼、言葉にすれば途端に陳腐に感じてしまうのは致し方ないところか。 このような良質な番組を届けてくれるNHKさんには感謝しなければ。
80年代にヴィヴィッドな年頃を送った年代にはたまらない番組、それが「クロスオーバーイレブン」である。
2001年の放送終了以来、多くのリスナーからの熱烈なアンコールの要望があったと聞く。 その甲斐あって、ここ数年は半年サイクルで1週間限定の新収録モノがオンエアされている。 さて、来年初頭もこの番組が放送されるらしい。 これは是非、エアチェック(死語だね)しなければ! ★NHK-FM 2011年1月3日(月)~7日(金)23:00~24:00 詳しくはコチラ。
最近、インターネットラジオをよく聴く。
そう、ちょっと前までは”ストリーミング放送”って呼んでたものだ。 まぁ、名称はどちらでも良い。 このところ、チャンネル数が増えて嬉しい限りなのだ。 以前はハッキリ言って「湘南ビーチFM」しか聴くに値しなかった。 ところが、どうだろう。 現在はまずまずの選択肢が用意されている。 あとは個々の好み次第・・・と言う訳だ。 個人的には海外局も聴くのだが、今回は国内局に絞ってご紹介しよう。 (1)湘南ビーチFM (2)OTTAVA(オッターヴァ) (3)SuonoDolce(スォーノ・ドルチェ) (4)Brandnew-J (1)は葉山のFM放送局。 あの木村太郎氏が社長を務める。 インターネット放送の草分けであり、内容の多彩さと良質なプログラムは他局の追従を許さない観がある。 時間帯によって、ジャズ、クラシック、ポピュラー、その他(ちょっと前までは落語もあった!)のジャンルを使い分ける様はある意味壮観である。 地元にしっかり根差し、音楽以外の情報も網羅する姿勢も素晴らしい。 まるで、ミニNHKと言う印象だ。 (2)はTBSが開いたネット専門局。 クラシックを24時間流しているが、あくまでもBGM的な趣。 スポンサーが付いている時間帯もあるが、まだまだコアな内容には程遠い。 しかしながら”オンディマンド”に対応し、いつでも好きなプログラムを聴けるのはなかなか良いと思う。 (3)ニッポン放送の音楽専門インターネットラジオ。 丸の内からラブソングを発信している旨うたっている。 なるほど、おしゃれなお店の映像をバックにセンスの良い音楽が流れると言うスタイルは斬新。 耳当たりが良いのは随一だろう。 (4)この3月から、遂に「J-Wave」のサイマル放送が開始された。 私のような田舎モノには大変嬉しいことだ。 しかしながら、その内容は10年前とはうって変わり多分に”AM的”になってしまった。 往年の「J-Wave」の面白さを知る者にとっては失望以外の何物でもない。 しかも、土日の終日と平日の14時~16時半は放送休止(笑)なのだ! 如何だろう? 個人的には「Brandnew-J」には正直言って大いに失望した。 まぁ、FMならばNHKの、質量ともに圧倒的なレベルの高さを買うところであるが、ネットの場合はまだまだ発展途上であるに違いない。 今のところ、各局の特性に合わせて聴き分ける(使い分ける)場合が多いかも知れない。 ただ、「湘南ビーチFM」の志の高さはやはり賞賛に値すると言っていいだろう。
今朝、新聞を読んでいて、ふと目が留まった。
あの黒田恭一氏が去る5月29日に亡くなられたとのこと。 享年71。 実はこの日が近いだろうと言う予感はしていた。 昨年秋の「NHK音楽祭」やこの春の「アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団」等のオンエアで拝見した氏の姿は、私の知る往年のエネルギッシュなものではなかった。 又、長年氏がパーソナリティを務めていた「20世紀の名演奏」もこのところ諸石幸生氏がピンチヒッターで担当したりしていた。 このような事柄から、氏の健康状態は芳しくないものと推測はしていた。 私が氏を知ったのは、学生時代にまで遡る。 当時、買い始めた「ステレオサウンド」や「レコード芸術」で氏の風貌と鋭い文章を見たことに始まる。 氏の批評はどちらかと言えば厳しいもので、それは氏の音楽に対する真摯な姿勢そのものだったと言えよう。 同時にオ-ディオに対する熱意と造詣も大変なもので、「ステレオサウンド」での氏の文章を食い入るように読んだものだった。 氏の大きな功績は、一般人へのクラシック音楽の普及における貢献だろう。 クラシック音楽と言う、普通の人々においては難解極まりない分野を、氏独特の分かりやすい言葉と豊かな表現力で広く紹介したのだ。 結果として、幅広い層の人々がクラシック音楽の虜となったのは言うまでもない。 かく言う私もその一人だと言って良いだろう。 今となっては、オペラについての氏の文章に殆ど(私の責任だが)触れることがなかったことが悔やまれて仕方がない。 本当のプロとは”難しいことを平易に伝えることが出来る”人たちだと思う。 氏はまさに、このような方であった。 氏の冥福を祈りたい。
レストラン「ロートレック」のオーナーシェフ氏がボサノバに傾倒されていることは度々お伝えして来た。
氏は元々、モダンジャズのバリバリのベーシストである。 ただ、当地のような田舎ではなかなか思うような活動が出来ないのが悩みの種だったらしい。 そこで、一念発起して違う分野の音楽にチャレンジされたのだ。 その分野とはボサノバ(サンバやラテンも含む)である。 氏が独学でボサノバに挑戦を開始して、もう2年程になるだろうか。 その独特の演奏方法もすっかり板について来た感じである。 特に最近の演奏を拝見していると、僅か2年程のキャリアとは到底信じられない位の巧さを感じさせる。 さて、「類は友を呼ぶ」とは良く言ったもので、氏に同調する方々が現れ始めた。 ますはフルートの名手。 元々はクラシック畑の女性である。 しかしながら、華麗な経験と鋭い音楽センスで忽ちのうちに新境地に至ったらしい。 彼女が参加されて約1年くらいだろうか。 そして、つい最近ベーシスト氏が加わったとのこと。 元々はポピュラー畑のギタリストだったらしい。 けれども、ボサノバの深い世界を知り、ベースをもって音楽を構築したい、と。 ギターをベースに持ち替えての演奏だが、熱いスピリットでめきめき上達中とお聞きした。 こうしてオーナーシェフ氏のバンドはめでたくトリオ編成となったのだ。 たまたま昨日の午後はトリオの練習日だった。 運良くその場に居合わせた私。 1時間ほど、聴かせて頂く。 「波」 「イパネマの娘」 「ワン・ノート・サンバ」 「いそしぎ」 ・・・・・・・・・・ ギター、フルート、ベースの3楽器が織り成す、まさにハーモニーの美しさ! 生演奏の醍醐味。 ソロも素晴らしいが、デュオは更に素晴らしい。 けれども、トリオはもっともっと素晴らしい。 音楽の真の楽しさを満喫させて頂いたひとときであった。 そろそろ何か気がきいたバンド名を考えて差し上げなくては(笑)。 ![]() < 前のページ次のページ >
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