この夏、FMでは幾つかのなかなか良いプログラムがあった。
まずは「クロスオーバーイレブン」。 2010年新春版の再放送&2010年夏の新作(それぞれ5夜分)。 これは外すことは出来ない。 MDにそっくり録音したのは言うまでもない。 次に「真夏の夜の偉人たち」。 こちらも新作が5夜連続でオンエアされた。 個人的には第2夜のサラ・ヴォーンと第3夜のクインシー・ジョーンズを楽しみにしていた。 勿論、こちらも録音。 3番目は「今日は一日フュージョン三昧」。 このプログラムは正午過ぎから23時までと言う長尺なのだが、MD2本に収録。 放送された曲は、まさに代表曲ばかり。 但し、放送開始直前になって録音の件を思い出したので、1曲目の「Room335」は録り損ねてしまった。 う~ん、残念。 最後は定番の「ミュージックプラザ木曜日」。 80年代特集1回とリクエスト特集2回。 こちらもなかなか聴きごたえがあった。 そしてこれらを全てMDにエアチェックしたのは言うまでもない。 良質な音楽プログラムを届けてくれるNHKさんには大いに感謝したい。 Tags:#香り立つ音を求めてarchives
私の青春時代を鮮やかに彩った番組、それが「クロスオーバーイレブン」です。
そう、NHK-FMで平日23時からオンエアされていた、あの伝説の番組です。 津嘉山正種氏の独特なシルキーヴォイスを覚えていらっしゃる方もおいででしょう。 今夜から、遂に番組がオンエアされるのです! 今夜(8月9日)から13日までは「2010新春アンコール」。 8月16日から20日までは2010年夏の新作シリーズがオンエア! これは全部、録音するしかないですね!! ああ、楽しみです。 Tags:#香り立つ音を求めてarchives
今の世の中はとても便利だと思います。
但し、音楽の世界に限って言えば、そうでないことも。 一つの例として、採算ベースに乗らない楽曲はなかなか発売されない、と言うことが挙げられるでしょう。 現在はCDの発売によるものが大半でしょうから、売れないアルバムはすぐに廃盤になるか、発売そのものが見送られてしまうケースが多いと思います。 私は80年代前半のポピュラー音楽が大好きです。 それらをコレクションすることが一つの私の人生の命題にも思えるときも。 しかしながら、上記の如く、なかなかその音源を入手出来ないときがあるのです。 近いところで言えば、マーティ・バリンの「ハート悲しく(邦題)」がそうでした。 ゲイリー・ライトの「I Really Wanna Know You」もそう。 ロビー・デュプリーの「ふたりだけの夜」もそうでした。 少し古いところではポール・デイヴィスの「クール・ナイト」もそうでしたっけ。 このような音源を入手する為に、アルバムの再発情報は勿論のこと、中古CDやオークション、はたまたFM番組表までも、それこそ血眼になって探しまくる訳です(笑)。 けれども、それくらい一生懸命に頑張っても、どうしても入手出来ないものがあります。 今回、そのようなレアな1曲が遂に(!)入手出来ました。 それは、フランキー・アンド・ザ・ノックアウツの「スウィートハート(邦題)」です。 この曲は私が高校生の頃、FMでテープにエアチェックし、擦り切れるくらい聴いた1曲なのです。 そのテープは進学や就職等の引越しの中で、どこかに紛失してしまいました。 それ以来、ず~っとこの曲を探し求めて来たのです。 そして、この前の「ミュージックプラザ木曜日(5日)」でオンエアされました。 勿論、MDに番組もろとも録音したのは言うまでもありません。 この際、パッケージソフトでないことは目をつぶりましょう。 ただただ、NHKさんに感謝、感謝です。 いやぁ、これで大切な1曲が無事に埋まりました! 今はただ満足です。 私が、このような素晴らしい環境にいられることを、心から感謝したいと思います。 Tags:#香り立つ音を求めてarchives
最近、読書の際はその本の目次もじっくり眺めています。
以前は目次を読むこと等、殆ど無かったのですが、読み方や読書に対する考え方が変わったのでしょうか。 いや、本当は目次にちゃんと目を通すことが王道なのかも知れません。 いずれにしても、そのような読み方をすることで、より深い理解が得られるような気がします。 Tags:#香り立つ音を求めてarchives
最近、使わなくなったPCのデータ消去を行いました。
ご存知かと思いますが、所謂”リカバリ”でデ-タが完全に消える、と言うのは間違いなのですね。 まぁ、悪意のある人間が専用ソフトを用いてそのようなデータを復活させることが出来る訳です。 従って、そのような者に対処する為に、ちゃんとしたデータの消去を行うことが必須だと言えましょう。 データ消去について調べてみたら、意外に面白いんですよ。 大体推薦してあるのは1回消去する方法、所要時間は約2時間。 この消去作業には幾つかのレベルがあって、米国国家安全保償局(NSA)仕様や米国国防省標準 DOD 5220.22-M等のものものしいものまであります。 それだけ、この業務が大切だと言うことですね。 今は大変便利な時代です。 PCメーカーのサイトで無料の消去ソフトがありましたので、それをダウンロードし、後は手順に従って、無事にデータを消去することが出来ました。 これで一安心です。 あ、申し忘れましたが、この作業の後、通常のリカバリを行う必要があります。 さもなければ、OSが永遠に立ち上がりません(笑)。 ご留意を! Tags:#香り立つ音を求めてarchives
”3点セット”とは何でしょうか?
今日の記事はオーディオに関するものですが、勘のいい人はすぐピンと来る筈です。 そう、SPとアンプとCDPのことですね。 お分かりの通り、これらは(一体型を除き)音楽を楽しむ為の最低限のセットです。 価格の高低はさておき、これら3つの機械だけで構成されるシステムは非常にシンプル。 見てくれもすっきりして、実に清々しいものです。 ただ、(ここからが大事なことなのですが)シンプル極まりない中にキラリと光るセンスを訴求したい。 つまり、セパレートアンプ等の大掛かりなものとは違った良さや特徴を出したいのですね。 勿論、音も互角に渡り合える様な感じであれば言うことなし。 けれども、当然、こんな我侭な欲求はそうそう満たされるものではないでしょう。 私は昔から重厚長大なモノに憧れて来ました。 当然、そのようなシステムも組んだ経験があります。 ただ、実際にそのようなシステムを入手してしまうと”何か”が足りないことに気付くのです。 勿論、そのような機器を所有使用するに足らない人間だったこともあるでしょう。 けれども、自分自身、その様なモノとは対極にある様なシステムに憧憬を抱いていることも認識するのです。 そう言う訳で、私は”3点セット”が大好きなのです。 現在のシステムもこのような意向のもとで組んだ経緯があります。 まだまだ途上ではありますが、このシステムを追い込んで行きたいと考えています。 ![]() Tags:#香り立つ音を求めてarchives
昨日は拙宅にてプチオフ会でした。
”koji4432”さん(以下”氏”)がお仕事の関係で当地近辺にいらしたこともあり、急遽実現したと言う訳です。 短い間ですが、例によって大変充実したひとときとなりました。 試聴したソフトは次の通り。 氏のコレクションから ジュリーニ&VPO「ブラームス交響曲第1番」(通常CD)。 安全地帯「HITS」(通常CD)。 森山良子ベストアルバム(タイトル失念・SACD)。 当方のCD ジュリーニ&LAPO「ブラームス交響曲第1番」(通常CD)。 アバド&VPO「ハンガリー舞曲集」(同上)。 イーグルス「ヘル・フリーゼズ・オーヴァー」(XRCD)。 アート・ペッパー「ミーツ・ザ・リズム・セクション」(同上)。 アルゲリッチ「子供の情景」(通常CD)。 フジ子・ヘミング「奇蹟のカンパネラ」(同上)。 アルゲリッチ&マイスキー「アルペジオーネ・ソナタ」(同上)。 今回はソフトを次々と演奏するのではなく、比較的ゆったりしたペースで試聴しました。 合間合間にオーディオ談義や音楽談義をさせて頂き、相変わらずの氏の豊富な知識と経験、洞察力とソフトなお人柄等々に感銘を受けた私でした。 氏の持参されたソフトは何れも素晴らしいものでしたが、ジュリーニ&VPOの1番も(恥ずかしながら)初めて聴いたのですが、演奏&録音ともになかなか良かったです。 又、氏が「システム、特にSPの違いは”朗読者によって本の聴こえ方が変わる様なもの”なのではないでしょうか」と仰ったのには、その的確な見方に当方も思わず「う~ん」と唸ってしまいました。 オーディオは機械を通して音楽を聴く趣味ですが、このようなオフ会において、ただ表層的なものに終始するのではなく、オーディオ機器と人間とのかかわりや楽曲についての様々な薀蓄や印象や意見、コンサートの情報等を相互に交換出来ることは大変貴重なものなのだ、と言うことをつくづく感じた次第です。 そうそう、「のだめカンタービレ」のお話も大いに盛り上がったことも付け加えておきましょう! ”koji4432”さん、遠路お越し頂き、誠に有難うございました。 又、そちらにもお邪魔させて下さい。 Tags:#香り立つ音を求めてarchives
システムを追い込んでいくと、以前にはその良さが分からなかったソフトが激変して感動させられることがあります。
ジュリーニ&LAPO(ロサンゼルス・フィル)のCDもそう言った類でしょうか。 いや、このCDの名誉の為に申し上げますが、以前も決して悪い音ではありませんでした。 ただ、バーンスタイン盤の様な求心力がやや不足しているのか、等と感じたりしていました(まぁ、相対的ってことですね)。 けれども、最近、ようやく私もこのCDの本当の良さが少しずつ分かって来た感じがします。 まず、演奏が素晴らしい。 ジュリーニはゆったりとしたテンポが多いのですが、この演奏も非常に落ち着き払って悠然とした演奏です。 特に第1楽章冒頭において、その印象が強いですね。 弦楽器は勿論、木管の響きの良さ、音の厚みや構築、金管の咆哮・・・まさにブラ1の模範たる堂々とした演奏です。 ドイツ的な渋い音色とは違うのですが、潤いに満ち満ちた、大変美しい音が聴けます。 ただただ純粋な、芸術的な音色、とでも言いましょうか・・・とにかく素晴らしい音! ジュリーニは後年、VPOともブラームスを録音しているのですが、LAPO盤が充実していると言う意見も多いようです。 次に録音も又、素晴らしい。 10点満点でしたら、私なら文句無く10点を付けます。 1981年と言うデジタル録音の黎明期であることを全く感じさせません。 音の潤いとバランス、広大なダイナミックレンジとノイズの少なさは群を抜いていると思います。 確かに最近のものとは音の印象はかなり異なるのは事実。 けれども、”良いものは良い”と言うことが一聴して分かるのです。 このような録音はそうそうあるものではないと思います。 ちなみにジュリーニは1978年から6年ほどLAPOの音楽監督を務めましたが、メジャーオケの音楽監督を本格的にこなしたのはこの時期くらいのようです。 その意味においては、同オケと残した録音は非常に貴重なものだと思います。 思えば、1983年頃でしたか、かの「ステレオ誌」でクラシックビギナーに送る名演奏&名録音の特集が組まれたことがあり、それを読んでクラシックの世界に足を踏み入れた私。 そして、ブラームスの交響曲1番の欄には、このジュリーニ盤が大きく推薦されていたのでした。 ああ、懐かしい。 まさに”至宝”とも言える1枚だと申せましょう! ![]() Tags:#香り立つ音を求めてarchives
私は人生の半分以上をオーディオ趣味に費やして来ました。
その浪費の軌跡は自ら省みても呆れるばかり(笑)。 普及期からいっぱしの高級機まで、実に多くの様々な機器を所有しました。 まさに”壮大な無駄”と申せましょう。 その中で、時折今でも鮮やかに思い出す音があります。 (当ブログのタイトルにもなっていますが) ”香り立つ”様な音、まさしくそれです。 各々が志向する音の表現は人それぞれだと思います。 個人的には次の様なものになりますか・・・。 ★楽器を生成する木の匂いが立ち込める様な音。 ★黒光りする弦楽器の様なヤニっぽい音。 ★直接音と倍音成分がリアルに拡散する音。 ★適度な生々しさがあるのに、決して刺激的にならない音。 ★陰影豊かで、各楽器の微妙な重なりを上手く表現する音。 嗚呼、言葉にしてしまえば何と陳腐なのでしょうか! さて、このような音を奏でてくれたシステムとはどの様なものだったのでしょう。 考えてみて下さい、上記の様な至高の音を。 オーディオに投資して本当に良かった、と誰しもが感じる筈。 が、しかし・・・そのシステムは意外に”リーズナブル”なものだったのです。 それでも定価で換算すれば100万円弱の結構なシステムだったのですが(苦笑)。 いずれにしても、もっと高価なシステムも所有していた時期があったにもかかわらず、それより安価なシステムの方が音が良かったと感じている自分が面白い。 確かに高価なシステムには大きな魅力を感じますが、(クルマ同様)それだけじゃない、のが趣味らしい所だと申せましょう! まずはSP。 ハーベスの「HL-5」です。 やや大型のバスレフで、大変有名なモデル。 ご存知の方も多い筈。 ![]() 作りは決して今風の剛性溢れるタイプではありません。 雑誌等で良く言われる如く、大変上手く筐体全体を鳴らす印象です。 ただ、それが得も言われぬ陰影感と芳醇さを醸し出してくれる。 サイズもまずまず大きいので、スケール感もかなり出ます。 いやぁ、これには参りました! 次にアンプ。 ミュージカル・フィデリティの「A-1」です。 そう、同社の大変有名な純A級のプリメインですね。 ![]() 天板がかなり熱くなるのが良くも悪くも知れ渡ってしまいましたが、小出力ながらその音はとても凝縮感があったことを覚えています。 ルックスもシンプル極まりないもので、とても私好みでした。 最後にCDP。 ルボックスの「B-225」。 そう、同社の民生用1号機です。 見て下さい!このいでたち。 思わず「素晴らしい音が聴こえて来そう」と呟いてしまいそうですね。 ![]() 発売当時の定価は40万円弱しましたが、私は程度の良い中古を確か「SISオーディオ」で買い求めた記憶があります。 音はいかにもヨーロッパの伝統とも言うべき、完璧なカマボコ分布。 しかし、それは音楽性に溢れた、音楽のまさに”光と影”を如実に描き出す逸品でした。 正直なところ、私はこのときの音が最高だったと感じています。 現在のシステムの音は、かなり当時の印象に近付いて来たのかも知れませんが、もう少し陰影の深さが足りない様にも思えます。 それは恐らく、CDPが国産機だからではないか、と私は考えております。 従って、今のシステムのSACDPをスチュ-ダーの「A730」あたりに交換したら・・・等と時折妄想しているのです(笑)。 まぁ、それでも若いときの様に、すぐにチェンジはしません。 人生、まだまだ先が長いですから、今は少しずつ少しずつ、趣味の世界の深さを心から楽しみたいと思うからです。 良いシステムで素晴らしい音楽を堪能出来る・・・私は幸せ者ですね! Tags:#香り立つ音を求めてarchives
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