毎週土曜日深夜はクラシックファンの大きな楽しみである「ハイビジョン・ウイークエンド・シアター」がオンエアされる。
先週末はあのムーティ指揮によるベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート2009」であった。 「これは絶対録画して楽しませて頂こう!」と意気込んでいた私。 ブルレコの予約を”DRモード(放送画質)”で行ったことは言うまでもない。 今日、早速視聴してみた。 「・・・・・」 何だろうか、この”カクカク”した画像は。 まるで、メモリーが足りないPCでストリーミング画像を観ているかのよう。 特にアップになったり、”パン”したりした場合の不具合が著しい。 う~ん。 これでは、酔ってしまいそうだ(苦笑)。 折角、ムーティが故郷に凱旋した”特番”なのに非常に残念極まりない。 オリジナルもこのような具合なのだろうか? そう言えば、同様のケースが過去に一度だけあったことを思い出した。 同じくBSだったが、こちらは「2」だったと思う。 ムター&プレヴィンの特集でモーツァルトのバイオリン協奏曲や室内楽曲を演奏したプログラムだった。 勿論、こちらも録画している(当時はまだブルレコが無かったのでDVD-RAMだが)。 その異様にデジタル臭い不自然な画像に大変驚いた私であったのだ。 最先端の技術で収録されたはずのプログラムにおいて、このような”不手際”があり得るのだろうか? それとも、オリジナルは正常であるにもかかわらず、どこかの過程でおかしくなってしまったのか? 疑問は尽きない。
昨年10月のブルレコ導入以来、私は一貫して「BD-RE」を買い求めて来た。
そう、何回でも書き換え可能なタイプである。 (1回のみ記録は「BD-R」である。) これにはれっきとした理由がある。 以前の「DVDレコ規格」において、「DVD-R」と「DVD-RAM(DVD-RWもほぼ同じ)」では耐久性で結構な差があると言われていた。 即ち、記録方式が若干異なる為(「DVD-R」の記録深度が浅い)、「DVD-RAM」に比較してRは記録内容が劣化し易いと。 「ふ~ん、成る程。」 このことを知って以来、私は「DVD-R」を買わなくなってしまった。 上記の考えが本当に正しいのか否か、正直言って分からない。 ただ、あくまでも理論上はそうなのだそうだ。 いずれにしても、私の頭の中は”「R」否定論”とでも呼ぶべき、一種の信仰の如きものが出来上がってしまったのだ。 そう言う訳で、ブルレコ導入以後の私は、せっせと「DVD-RE」のみを買い続けて来た。 しかしながら、ブルーレイの場合、DVDとは事情が異なるらしい。 つまり、「R」も「RE」も大差が無いらしいのだ。 加えて私自身の使い方も、たとえ「RE」に保存しても、それを書き換えることはめったに無いことも分かって来た。 まぁ、これは「DVD-RAM」の使い方についても同様(笑)。 従って、耐久性や画質等に問題が無ければ、所謂「ファイナライズ(他の機器でも観れる様に汎用性を高める最終処理でコレを行ってしまえば記録の編集等が出来なくなる)」が不要なブルレコであるから、コストは少しでも安い方が良いのは当然の話だ。 要するに”自家録再”で完結している場合、「ファイナライズ」が不要なので「RE」と同様の”不要部分のカット”や”チャプター打ち”が可能だと言う訳。 う~ん。 これは当たり前の話だが、自分自身、特に意識してなかったと思う。 このように考えて来ると、私のような人間は「BD-R」を買うのが賢い買い方だったと言えるだろう。 勿体無いと言えば、勿体無い話ではある・・・。 これからは、家電店の店頭で「BD-R」のバーゲン品を発見したら、是非まとめ買いをしようと思う!
マイケル・ジャクソンについては個人的にはそう強い思い入れはない。
ただ、物心付き始めた高校生の頃、アルバム「オフ・ザ・ウォール」中の数曲を耳にしたことを昨日のように覚えている。 それらのうちの1曲が「ロック・ウィズ・ユー」である。 それはダンサブルだが、音楽的に非常に緻密な印象の楽曲であった。 やがて、このアルバムからプロデューサーが、かのクインシー・ジョーンズに替わったことを知る クインシーについては当時その名前だけは知っていた。 暫くして、彼の傑作アルバム「スタッフ・ライク・ザット」やその後の「愛のコリーダ(邦題)」を聴くことになるのだ。 時は流れ、マイケルの歌声を進んで聴くことは殆どなかった。 ましてや、彼のライヴ・パフォーマンスなんて観た事も無かった(笑)。 テレビのCMやバラエティ番組等でそのパフォーマンスのごく一端は認識していたけれども、本当の姿は知らなかった訳だ。 皮肉なもので、彼の死を契機として、無性にライヴDVDを観たくなった。 購入したのは、有名な「ライヴ・イン・ブカレスト」である。 1992年のルーマニアの首都でのものだ。 所謂「Dangerous Tour」を収録している。 暫くは品切れであったが、最近入手することが出来た。 内容は私が説明するまでもないだろう。 詳しく知りたい方は「アマゾン」のレヴューをご覧頂きたい。 ![]() 正直、その内容の凄まじさに驚いた・・・。 とても人間技とは思えないパフォーマンスの数々。 これは凄い。 いや、上記の通り凄まじいと言った方が適切だろう。 気になる画質だが、収録時期を考慮すれば、まぁまぁ納得出来るレベルだ。 音質も悪くはない。 そして、何より画面サイズがぴったりHD画質に対応してくれているので、非常に有難い。 けれども、そのような趣味的な条件は全てご破算になるような、もの凄い力と異様な雰囲気が横溢している。 そして、あっという間の120分を貴方は経験することだろう。 ポピュラー音楽ファン、映像ファンのみならず、全ての人に観て頂きたい一大ドキュメントである。
これまで”ブルレコ”の音質改善策を実施して来たが、実は2点ほど忘れていたことがあった。
体調も回復して来たこともあり、本日それらを実施した。 今回、実施した改善策は次の2つである。 (1)筐体の天板に”おもり”を置く。 (2)SPケーブルを浮かせるべく、お手軽な仕掛けをする。 まず(1)であるが、我が家のパナ製ブルレコは再三お伝えしている通り、筐体がイマイチである。 勿論、コストを抑える為であるからメーカーに文句を言っても仕方がない。 従って、使う側で色々と工夫をしてみる必要がある。 以前、A・テクニカ製のインシュレーターを奢ったことをお伝えした。 やはり、音質や画質には振動は大敵だろうと思うからである。 加えて、メガネケーブル(電源ケーブル)もA・テクニカ製のものに交換したこともお伝え済である。 今回、更に振動を抑えるべく、天板に金属板を”おもり”として置くことにした。 ホームセンターでお手軽なモノを探すと、あるある(笑)。 下の画像がそれ。 ![]() まぁ、モノは試しと言うことで、重さ200g強、長さ20cm程度の金属板を買い求めた。 本当はムクの500g程度の鉛板が欲しかったが、あいにく店頭には無かった。 (あったにしても、結構高価なものだろうと思われる。何しろ、今回のモノは1枚70円だったのだ!) この金属板に”プチル”を貼り、”ブルレコ”の天板に横方向に2枚平行に置く。 たったそれだけである(笑)。 (2)以前から、マニアの間ではSPケーブルに対するストレスが指摘されており、この対策として床から浮かすことの有効性が囁かれている。 最近、訪問させて頂いた”koji4432”氏も同様の対策をしっかり行っていらっしゃった。 私も遅まきながら対策に踏み切った次第。 とは言っても、私の場合、(1)と同じく、あくまでもお手軽且つローコストであることが条件である。 こちらも行きつけのホームセンターで格好な素材を発見し、チマチマと手を加えてみた。 下の画像がそれである。 ![]() この商品名は「エイムS型」とある。 値段は1個118円。 まず、各々ネジを取り外す。 次に床に接する部分にフェルトを張り制振効果(?)を高める。 そして、片ch毎に2個ずつ使用する。 使い方は簡単、窪みの部分にSPケーブルを置くだけ。 (因みに、このようなモノは”ケーブルインシュレーター”と呼ばれるらしい。素材は軽く、浮かすポイントは少ない方が音が良いらしい・・・。) 但し、SPケーブル全体はあくまでも床に触れないように注意する必要がある(下の画像参照)。 ![]() さて、(1)と(2)を実施した結果であるが、なかなかどうして、決して馬鹿には出来ないようだ。 まず、(1)の効果として、音が明確になり力感が上がった印象である。 思わず、頬が緩む(笑)。 やはり、制振効果が大きいのであろうか。 それなら、もっとクオリティの高いモノで行えば、もっと効果が上がるのであろうか。 興味は更に高まる。 次に(2)の効果も述べようと思う。 或いは(1)との相乗効果かも知れないが、確かに音が変化したようだ。 簡単に言えば、空間が以前より綺麗に表現されるように感じられる。 直接音と間接音の違いが明確に表現されると言うべきか。 いずれにしても、音圧が少しだけ上がったような印象もあるし、こちらはもう少し様子をみたいと思う。 そう言う訳で、”ブルレコ”の音質改善策は一応今回で終わりとなるだろう。 初歩的な内容と言ってしまえばそれまでだが、面倒くさがらずにやることが大切だ。 オーディオは何をやっても、コロコロ音は変化するもの。 今回の施策で何かしらの効果があったことはハッキリした。 それがプラスの方向なのか否かは、もう少し時間をかけて判断したいと思う。 ただ、自分自身では思いのほか大きな変化があったのが正直驚きであった。
今日、久しぶりに「SCD-1」の電源を入れた。
ここ数日、ブルレコでかけたソフトを同じように聴いてみる。 う~ん、やっぱり全然違う。 当たり前か・・・。 「SCD-1」を100とすれば、ブルレコは75だと書いた。 こりゃ、訂正しなけりゃ。 55だな。 しかし、”それなり”の良さは確かにある。 聴いていて楽しい。 そして何より操作性が楽だ。 評価は「55」だが、聴く機会は激増しそう。 結論:「SCD-1」はやはり別次元である。 その素晴らしさを再確認した。 (同じ土俵で比較するのは酷だと分かっているのだが・苦笑)
この数日、ずっとブルレコでCDを聴いている。
その結果、大体の感想がまとまったので備忘録として書いてみたい。 ★音の傾向 ピンケーブルや電源ケーブル、インシュレーター等との相乗効果だろうが、音の密度が飛躍的に高まった。 一言で言えば(前回も書いたが)軽い”ドンジャリ”傾向である。 低音は僅かばかり強めで、中域は明瞭、高域はやや緊張気味だがそんなに出しゃばる訳ではない。 ある意味”デッカ(クラシックの名門レーベル)”的な音である。 空間感と音の隈取りが感じられる音。 一方、音圧がやや増したような印象も受けるがシステム自体はそのままなので、純粋にアクセサリーによる音の変化だと思う。 ★音の背景等 当初、クールな音になったように感じられたが、実はそうではなかった。 どちらかと言えば温度感のある音だろう。 従って、ジャズ、特に女性ヴォーカルの再生が得意である。 一方、SNが上がったとの記述もしたが、こちらもそうではないようだ。 当初は、独特の構造を持つエソテリックのCDPのような静寂感をイメージしたけれども、聴きこんでいくとそうでもない。 従って、エソテリックのような低重心の音でもない。 これは悪い意味ではなく、自然に聴こえると言うことだ。 ★立体感や音場、音像等 立体感は増した。 若干の不自然さはあるが、まぁまぁ許せる範囲である。 聴く人によっては、このような音の方が支持されるかも知れない。 音場をやや浅目か・・・けれども、これは多分にハード的なものだろう。 音像はしっかりして、ATCとの相性はなかなか良いように感じる。 音のメリハリが付いて、なかなかダイナミックな再生だ。 あたかもDレンジが広がったような印象を受ける。 これは恐らくピンケーブルのせいだろう。 反面、長時間の試聴には向かない面もあるようだ(苦笑)。 ★結論(と言うか要約?) この音は「SCD-1」とは全く異なる傾向の音である。 従って、同機と同次元で論ずることは出来ない。 イメージ重視で言わせてもらうならば”SNがやや悪いエソテリック的CDP”と記しておこう。 又、”定点観測”でその後をお伝えする所存であるが、現時点において、このブルレコは結構使える印象を持った。 やはり、ある意味新しいメカと言うのは凄いと感じた次第。
我が家のブルレコ「730」は働き者。
そして、故障知らず。 デザインのイマイチさや筐体の貧弱さにはこの際目をつぶろう。 機械はまず上記のような安定動作が基本だからだ。 さて、そのパナソニック製ブルレコであるが、同社の伝統か音がやや薄く感じる。 これはブルレコに限らず、DVDレコやコンポ等に共通する傾向だと思う。 (これまで私は同社の色々な機器を使用して来た経験からそのように強く感じるのだ。) 昨年秋に導入以来、この度ようやく私なりのチューニングをすることになった。 「薄い音を濃い音へ」これが今回のテーマである。 具体的に行った改善策は次の通りである。 (1)音声ケーブル(インターコネクトケーブル)の新調 (2)インシュレーターの設置 (3)配線取り回しの改善 (4)電源ケーブル交換(既に完了) ![]() (1)については「アクロリンク」の6Nケーブル「6N-A2200Ⅱ」を調達した。 その効果は大いに満足出来るものであった。 一言で言えば「ドンジャリ」傾向になったが、これは決して悪い意味ではない。 簡単に表現すれば”DENONトーン”になったと言う訳。 この傾向の音は、オーディオ的にはなかなか魅力的なのだ。 特に映像付の場合は、多少派手な方向性の方がより楽しめると思う。 ネット上の情報では「低域~中域の情報量が増える」と言う評価が多かったが、確かに音に芯が加わる印象。 ケーブル自体はそう硬い訳でもなく、比較的取り回しが容易である。 コストパフォーマンスも結構高い製品であると思う。 (2)手持ちのアイテムであったオーディオ・テクニカ製「AT6099」。 これをブルレコの下に4個使用した。 結果はなかなか良い印象。 やはり、インシュレーターは大切なようだ。 筐体全体が安定し、余計な共振がかなり排除されるのだろう。 オーディオにとって大敵の一つは振動だと言われるが、まさにその点で効果があるようだ。 音の焦点が合って来たような感じである。 (3)各種ケーブルがただ雑然と接続したままの状況は出来る限り何とかしたいもの。 ケーブルを整理整頓するだけで、音も大きく変化するものだ。 映像系と信号系、更には電源系の3種類のケーブル(はたまたアンテナ線類も!)を可能な限りスッキリとつなぎ直すこと1時間(笑)。 以前よりは随分良くなったと思う。 そして、肝心の音はどうかと言えば(あくまでも主観的だが)、余計な付帯音が減ったように感じられる。 まぁ、これは自己満足的なものが大きいか。 (4)電源ケーブルはオーディオ・テクニカ製「AT-PC500/2.0」を既に使用している。 これは以前のDVDレコから引き続きご登場願っているものだ。 私自身、あまりに高価なケーブルは買えないし、買う気もないので、この程度の製品でも十分満足している。 まぁ、これでも純正の貧弱なものよりは遥かに作りは良い。 当然、それは音や映像にも反映され、何よりクオリティが安定したものになった感じがする。 同社のこのラインの製品はなかなか良心的なものが多いようだ。 さて、このような4つの改善策を実施したブルレコの音はどうなったか? ★音が明瞭かつパワフルになった。所謂”ドンジャリ”な音だが、これはこれで悪くない。 ★音の品位が上がった。敢えて表現するならクールな音。 ★音が安定した。重心が下がりSNが上がった印象。 ★音のレンジが広がった。ホールトーンも以前より格段に美しく再現するようになった。 以上のように、大きな効果があったと思う。 今回の改善策実施に踏み切った背景には、メインSACDPである「SCD-1」のトップローディングの不便さがあった。 機構的には一番理に適っているのであろうが、ディスクスタビライザーの使用も相俟って、なかなか頻繁にプレイ出来るものではないのだ(苦笑)。 やはり、フロントローディングの操作性は外すことが出来ないと思う。 今回の改善で、ブルレコの使用頻度が大いに増すことは疑いがない。 操作性が良く、音も良ければ、使う側としては何も言うことがない。 パナソニックの製品の音はそうそう悪いものではない。 それはハイエンドなピュアオーディオ機器には遠く及ぶものではないが、少しだけ手を加えたものはなかなかの音を奏でてくれる。 蛇足だが「SCD-1」の音を”100”とするならば、現時点での「730」の音はどれくらいだろうか? ・・・・・・・・・・ う~ん、インスピレーション重視で言えば”75”だろうか。 それが満足出来るレベルか、と聞かれれば、私は迷わず「はい」と答えるだろう。 プレーヤー部のコストは恐らく現在の5万程度の性能は間違いなく有していると思う。 たかが5万、されど5万である。 ブラインドテストをしてみれば、これら2機種の違いを指摘出来る人間がどれ位いるだろうか(笑)。 個人的には、傾向の異なる2つの音を聴ける環境に大いに満足している。
我が家のブルレコ「DMR-BW730(以下、730)」は非常に鮮明な画像を提供してくれている。
このモデルは昨年秋のものだが、当時の”3兄弟”中、一番下のグレードなのだが、性能としては必要かつ十分だと思う。 さて、「730」だが、多くの録画モードが選択出来るのも一つの美点だ。 具体的には次の9つがある。 ★ハイヴィジョン画質(ブルーレイディスク25GBに収録可能な時間) DRモード(BSデジタルで約2時間10分) HGモード(同 約4時間) HXモード(同 約6時間) HEモード(同 約9時間) HLモード(同 約12時間) ★標準画質 XPモード(約5時間15分) SPモード(約10時間30分) LPモード(約21時間) EPモード(約42時間) 標準画質とは、従来(普通のDVDレコ時代)からあったもので、DVD-RやDVD-RAMを媒体としていたもの。 まぁ、録画する側からすれば、もはや使うことがないモードである。 一方、ハイヴィジョン画質はDRモード(放送画質)を除いて、所謂”AVCREC”機能である。 つまり、HGモード以下は通常のDVDにも記録可能なのだ。 この機能の素晴らしさは噂では聞いていたが、実際使ってみると本当に納得する。 乱暴な言い方をすればDRモードは不要なくらいなのだ! 実際、HXモード程度であればDRモードとの差は殆ど識別不可能であろう。 それくらい、優秀なのだ。 う~ん、技術の進歩は凄い。 かく言う私は、「これは!」と言うクラシック番組のみDRモードで保存するが、後はHXかHEを使う。 特にHEモードは1枚のブルーレイディスクに9時間も入るのでなかなか重宝する。 このモードは標準画質におけるSPモードと容量的にはほぼ一緒なのだが、画質はそれこそ雲泥の差があるのだ! 現段階の個人的結論としては次のようになる。 (1)ここ一番のクラシック番組(特に音声がBモードの場合)はDRモード。 (2)オペラ等の長尺モノはHXモード。 (3)ポピュラー等はHEモードでDVDに保存。 (4)HLモードもなかなか優秀だが、僅かにブレやニジミが出る(これは致し方ないが、それでも十分に実用になるのが驚異的!)のであくまでも長時間モノやDVD保存用。 いやぁ、いい時代になったものだ。
当ブログで以前、「BSシンフォニーアワー」について触れた。
そう、せっかくの番組なのに”時刻表示”が入ってしまうことが残念である旨お伝えした。 しかし、最近、その時刻表示が消えたのである。 少なくともこの2回はそうだった。 ムーティ&VPOの来日公演2008 サンクトペテルブルク建都300年ガラコンサート いやぁ、やはりスッキリして実にいい。 ハイヴィジョンはこれでなくっちゃ! これからも良質なプログラムを期待したい。 恐らく、私のような人間からの改善メールが沢山届いたのではないだろうか。 いずれにしても、今回のNHKの配慮には、感謝したいと思う。 (一方、やれば出来るじゃん!と言う気持ちもあるが・笑)
私はライヴ番組を観るのがとても好きだ。
オンエアのものは勿論、パッケージソフトも数多く買い求めて来た。 それでも、本当に心に残るものは決して多くはない。 時代は流れ、私たちは家庭でハイビジョン放送の恩恵を十二分に受けることが出来るようになった。 これは大いに感謝されなければいけないことだろう。 恵まれた時代に生きることが出来て、本当に幸せだと思う。 さて、現在、最高のオンエア媒体である「NHK-BShi」だが、個人的に是非、アンコール放送して頂きたいプログラムが4つほどある。 NHKさんには色々事情がおありかとは思うが、何とかお願いしたい。 (1)渡辺貞夫ライヴ・アット・オーチャードホール2000年12月 この模様は「ミーニャ・サウダージ」と言うタイトルでCDでも発売されている。 ブラジルのそうそうたる面々とブラジル音楽を中心に行ったクリスマスライヴである。 ピアノは故エリス・レジーナの夫であったセザール・カマリゴ・マリアーノ、ギターは名手ホメロ・ルバンボ、かれらの完璧なサポートに加え、豪華なストリングスまで参加している。 渡辺貞夫のブラジル音楽への想いが大変良く伝わる、素晴らしいライヴである。 比較的大きいホールでの収録だが、空間に広がる美しい音色が実にいい感じである。 収録時間は50分強と短いが、凝縮された内容は筆舌に尽くし難い。 残念ながら、この番組放送当時は「S-VHS」しか持ち合わせておらず、画質がイマイチなのだ。 この素晴らしい(ある意味歴史的遺産とも言える)ライヴ映像を、現在のクオリティで永久保存したいと考えるのは私だけではあるまい。 (2)小野リサコンサート2007 2007年8月、日比谷野外でのライヴ。 「アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ」と言うタイトルが付いている。 ジョビンの生誕80周年に因んだコンサートだったらしい。 日本でのボサノヴァの第一人者小野リサがジョビンの長男パウロ・ジョビン(ギター)とその息子ダニエル・ジョビン(ピアノ)と共演している。 野外での収録故ノイズ(特にセミの声)が多いが、本場の雰囲気が横溢した素敵なライヴだ。 このプログラムはDVDレコでの”標準画質”にて保存してあるが、もう少し良いクオリティでじっくり楽しみたいのが正直なところ。 (因みに2007年なので、勿論、一度はBShiでも放送されたはずである。) 収録時間は約90分と十分な内容である。 こちらも是非、BShiでの再放送をお願いしたい。 (3)ユーミン・Live in 逗子マリーナ2002 個人的にユーミン(松任谷由実)にパワーがあった最後の頃のライヴだと思う。 恒例となっていたリゾート地でのライヴ。 彼女は夏は逗子マリーナ、冬は苗場プリンスホテルで、定期的にライヴを開催していた。 まぁ、こう言った場所でのライヴを開催するパイオニアであった訳だ。 さて、このライヴの模様はDVDでも発売されている。 収録時間は約90分。 野外の大規模なセットと派手でカラフルな演出が実に良い雰囲気なのだ。 私も(2)と同様に買ったばかりのDVDレコを使って”標準画質”で保存している。 けれども、やはりこのような素晴らしいコンサートはより高画質、高音質で鑑賞したいもの。 このコンサートでの選曲は勿論、演奏や凝った演出も秀逸である。 NHKさんには、是非お願いしたい。 (4)アンドレア・ボチェッリ・コンサート こちらは2007年8月にオンエアされたもの。 今や押しも押されぬテノール、アンドレア・ボチェッリの大変素敵なコンサートである。 場所はラスベガスの屋外であるが、この風景が実に素晴らしい。 おそらく寒い時期なのだろうが、コンサートが始まる夕方から盛り上がる夜にかけての時間の推移が手に取るように分かるのだ。 ピアノにかの凄腕プロデューサー、デヴィッド・フォスターに迎え、多彩なゲストと共演する内容はなかなか見ごたえがある。 アンドレアの情感たっぷりの歌声は勿論だが、共演者とのユニークな掛け合いや、ハーモニカやアコーディオンの名人芸が見もの。 収録時間は約1時間だが、全くその充実度の素晴らしさは類を見ない程だ。 私はこの番組をDVDレコの”最高画質”で録画したが、ハイヴィジョンで改めて観たいとずっと思っている。 NHKさん、こちらも宜しくお願いね! 以上、4つの番組のアンコール放送をお願いしたい旨、勝手気ままに書き綴った訳だが、冒頭にも記した通り、なかなか心から感動する番組にはそうそう巡り合えるものではない。 又、感動する対象は各々で異なる場合も多かろうと思う。 大切なのは、そのような対象を持ち合わせていることであり、その結果心が十分に潤うことが肝要なのだと思う。 BShiを運営するNHKさんには今後も大いに期待しようと思う。 < 前のページ次のページ >
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