2009年 03月 24日
■2009/03/24(火) 「ステレオサウンド」2009年春号
2009年春の号である。
この雑誌は季刊なので、3,6,9,12月に発売されるのだ。
現在、私が定期的に読んでいる唯一の雑誌(全てのジャンルで)である。
さて、今号はまずまず面白かった。
ディスクプレーヤー比較試聴やフォノアンプ試聴記、オーディオ機器のセッティング、PCオーディオ関連の記事等、非常に参考になるものだ。
特にフォノアンプの記事は近い将来にアナログ復帰を企てている私にとってはとても関心のある内容。
しかしながら、当該記事を読んで、一つだけ気になったことがある。
30万円以下と言うレンジの選択は大変良いと思う。
ただ、10万円以下をばっさりと切り捨てる姿勢は如何なものか。
確かにこの手の雑誌を読む層はそんな廉価な製品を買わないのかも知れない。
又、編集部の考え方としてある程度高価なモノにシフトしていかないと雑誌自身のカラーが定まらないと言う声もあろう。
けれども、それは十分承知の上でせめて1,2でも紹介して欲しかった。
ウエスギやフェーズテックの製品で良いものがあると思うのだが。
このような感想を抱く人間は私だけではあるまい。
ADP(アナログプレーヤー)では廉価なものも積極的に試聴記事を掲載している反面、これでは片手落ちではないだろうか。
次回の記事に期待したいと思う。