2009年 02月 05日
■2009/02/05(木) 10年前の価格
それがある程度納得出来る幅ならいいが、そうでない場合もある。
例えばプジョー車。
この10年、”C”セグメントである「306」や「307」、「308」は大体250万円~300万円で「307」あたりでは「306」より寧ろ安くなっていた位である。
一方、ロレックスの「サブマリーナ(デイト付き)」はどうか。
私が欲しいと思った15年くらい前は38万円程度だったと記憶している。
今は50万円を超える・・・。
ふとしたことで「ステレオサウンド」の1997年冬号を読み返す機会があった。
オーディオの世界も上記と同じで大幅に値上がりしているものもあるが、そうではないものも。
今、一番私が気になる2つの製品はどうか。
★LINN「LP12」(ADP) → 318,000円
へぇ~、こんなに安かったんだ。
今は「majik」でさえ50万円だもんね。
いくら色々な事情があるとは言え、やっぱり最近のリンは高過ぎ。
★ATC「SCM20sl」(SP) → 500,000円
こちらも値上がりしている・・・。
今は70万円を超えていたはず。
比較的良心的な値段設定はされているのだが、少し残念。
輸入製品は為替レートをはじめ、様々な問題があるのはよく分かる。
いい時もあれば、悪い時もあるだろう。
加えて、安定供給を継続する難しさも確かにあるかも知れない。
私たち消費者は、価格が高くてもどうしても欲しければ買う、それだけのことだ。
お金を出さなければ手に入らないのであれば、これは買うしかないのだ。
或いは諦めるしかない。
けれども、未だもって輸入製品は個性溢れるモノが多い様に感じられるのも事実。
う~ん、悩ましいところだ。