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■2010年05月21日(金) Fourplay「ELIXSIR」

通常盤CDです。
■2010年05月21日(金) Fourplay「ELIXSIR」_e0002472_23275014.jpg

私は演奏の良さは勿論ですが、録音の良さも求めます。
この2つの要素が高い次元で両立しているならば、それは得難い愛聴盤となること請け合いです。
星の数あるソフトの中には、そんな素晴らしいソフトも必ず存在するものです。

所謂フュージョンものでの最右翼はFourplay(フォープレイ)の「ELIXIR(エリクシール)」でしょう。
これは95年発売のサードアルバムです。
93年の「Between the Sheets(ビトゥイーン・ザ・シーツ)」も甲乙つけ難い傑作アルバムですが、個人的には楽曲、録音ともにこちらに軍配を上げたいと思います。

メンバーは・・・
ボブ・ジェームス(key)
リー・リトナー(g:現在はラリー・カールトンに交代)
ネイザン・イースト(b)
ハービー・メイスン(dr)

と言うそうそうたる顔ぶれ。

もともと音はずば抜けて良いのですが、システムを追求していくとますますその良さが引き立って来る印象です。
底なしのドロドロした低域とレンジは広いけれども、どこか気だるい中高域。
一種おどろおどろしい粘るような低音と時折ソリッド且つハイスピードな高音。
充実さが求められる中域。
これらが上手くまとまれば、もう至福の世界が眼前に展開されます。
後は音楽の楽しさ、美しさ、リズムと音の洪水にひたすら身を任せるのみです・・・。

シンプルながら大変奥の深い世界へと聴く者を誘います。
貴方がオーディオ好きなら、絶対に外せない1枚だと自信をもっておすすめします。
by danna307 | 2010-05-21 23:27 | Comments(0)