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■2009/05/22(金) ダイアナ・クラール「クワイエット・ナイツ」

ダイアナ・クラールは大好きな女性シンガーの一人だ。
彼女のアルバムは(結婚前のものは)殆ど持っているはずだ。

特に当ブログのSACDレビューでもご紹介している「When I Look in Your Eyes 」は本当に傑作だと思う。
グラミー賞受賞作の「The Look Of Love」も大変素晴らしく、本当に何回も聴いたものだ。
今回の新譜は、彼女が結婚後の新しい路線から再び原点回帰したとの評判で大いに期待していた。
■2009/05/22(金) ダイアナ・クラール「クワイエット・ナイツ」_e0002472_23575911.jpg

<曲目>
1. いつかどこかで
2. トゥー・マーヴェラス・フォー・ワーズ
3. アイヴ・グロウン・アカスタムド・トゥ・ヒズ・フェイス
4. イパネマの少年
5. ウォーク・オン・バイ
6. ユーアー・マイ・スリル
7. まなざし
8. ソー・ナイス(サマー・サンバ)
9. クワイエット・ナイツ(コルコヴァード)
10. ゲス・アイル・ハング・マイ・ティアーズ・アウト・トゥ・ドライ
11. 傷心の日々 (ボーナス・トラック)
12. エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッドバイ (ボーナストラック)
13. アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォア・ミー (日本盤のみボーナス・トラック)
★2009年3月25日発売
★演奏時間:約60分
★SHM-CD(初回限定盤DVD付)

本レビューは、可能な限り私の気持ちを正直に綴りたい。
従って「良いものは良い、悪いものはそれなりに」をモットーにしたいと考えている。

さて、本CDは一言で言えば”可も無く不可も無く”と言う感想だ。
実際、アマゾンのレビューを見て「イケル!」と判断はした。
しかしながら、私の耳に聴こえてきたのは、平凡な楽曲の数々だった。

正直なところ、私の期待が大き過ぎたのかも知れない。
要は、演奏に緊迫感や凝縮感があまり感じられないのだ。
(ハッキリ言えば期待外れだった訳だ。)
確かに歌は巧いし、バックの演奏も良い、アレンジもなかなかのものだ。
けれども、聴き手にグッと来るものが無い・・・。

お洒落なBGMには最適な1枚だろうが、主観的に全く納得出来ない1枚である。
次回作に期待しよう。

★今回は非常に辛口なコメントだが、あくまでも個人的な主観に基づくものである。ご了承願いたい。
by danna307 | 2009-05-22 23:58 | Comments(0)